前々からちょっと興味のあったスピーカーの自作。
今回はついにその第一歩を踏み出してみました。
[adsense]
なぜスピーカー
私のPC周りの環境ですが、モニターとプロジェクター用のスクリーンが
L字に並んでるんですよね。
んでスピーカーは元々ONKYOの1万くらいのヤツを使っていたんですが、
プロジェクター設置時にそれに併せてスピーカーも移動したんです。
映画見る時に正面から聞こえてきた方がいいですからね。
んで何が言いたいのかというと、
PCに向かっていて音楽を聞こうとすると横から音が聞こえてくる状態。
これがなんとも気持ち悪い感じ。。
で、新しくスピーカーを買い増そうかとも思ったんですが、
たまたまスピーカーを3,800円で自作するとかいう記事を見てしまってですね。
これはもう作るしかないっ!
この値段なら家内からも文句は言われないッ!
とまぁ長くなってしまいましたがこんな感じで作ってみることになったのです。
購入したモノ
今回は面倒くさかtt、、、
じゃなくて安く上げるためにエンクロージャーという箱の部分を購入しました。
なので材料として買ったものは
箱×2 (\1,551 * 2)
スピーカーユニット×2 (\250 * 2)
エンクロージャーはFOSTEXという自作スピーカー界老舗のP800-Eをチョイス。
スピーカーユニットは秋月電子通商で取り扱っている、
コスパ最強と謡われるP-06275をチョイス。
P-06275は2個で500円という破格の安さながら良い音を鳴らすと専らの噂です。
あとはパッシブスピーカーなのでアンプも買いました。
こちらも安いくせに良い音を出すという中華アンプのLepy LP-2024A。
これが3,000円ですね。
秋月でアンプ自作キットを買おうかとも思いましたが、
すんでの所で思いとどまりました。
機会があればそのうち。。
最後にスピーカーケーブルを持っていないかったので、
Amazon Basicsのケーブル1,000円位のヤツ。
合計で7,600円くらい。
結構かかってんな、、、orz
組み立て
箱から線を引っ張り出します。
線をスピーカーユニットに繋ぎます。
スピーカーユニットをエンクロージャーに取り付けます。
完成!
だと流石につまらないのでスピーカーユニットに塗装をしてみました。
このユニットは元々内側から取り付けるタイプのようでして
無塗装状態だとコーン周りの見栄えがイマイチです。
とりあえず塗りたくない部分にクリアファイルで作ったリングを被せてマスキング。
裏側部分にも塗料を付けたくないので箱に嵌め込んで塗装してみました。
んでマットブラックのスプレーで塗ってみました。
左が塗装前で右が塗装後。
うん、なんかそれっぽい!
エンクロージャーにネジで止めて完成。
音出し
配線をしていよいよ音を出してみます。
とりあえず普段は聞かないジャズとかを流してみる。
!!!!??!!
こ、これは、、、
よくわかんないけどそれなりに良い音っぽい!
オーディオ機器とか全くこだわりないから
音の質やら広がりやらはよくわからんのだけれども
とりあえず悪くはない。
音が割れたりとかもないしホワイトノイズも無い。
サイズの割に低音もちゃんと鳴ってる。
音に拘りが無い人がPC用のスピーカー等に使うなら満足いくレベル!
作ってみて
まぁ作ったというのもおこがましいレベルの作業なのですが、
組立てだけならかなり簡単です。ラクショー。
そして価格もかなり安いです。3,600円!
この程度のお金と手間で割と良い音のスピーカーが手に入るとは思いませんでした。
(アンプやなんかは置いておいて、、)
また、組立てだけですが、それでも作ったものがちゃんと使えるというのは嬉しいですね。
今日はエージングも兼ねて1日中音楽を聴いていましたw
スピーカーが欲しい人、自作に興味のある人、
そんな人はお手軽なこの組み合わせから始めてみてはいかがでしょうか。
オススメです。
なんかスピーカー関連の情報
自作に当たって色々と勉強したので、折角だからついでに語ってみる。
興味はあるけど知識は無い!という人は読んでみてねっ!
エンクロージャーについて
スピーカーの箱にあたる部分です。
スピーカーを構成する要素でかなり重要な部分であり、
この作り次第で音質に大きな差が生まれます。
今回使用したP800-Eはバスレフ型というメジャーな作りになっており、
箱に空いた穴から内部にパイプが伸びていて、この部分で低音を増幅します。
瓶の口に息を吹きかけた時にボォ~となるイメージ。
バスレフ型以外にも密閉型や、バックロードホーン型など様々な種類があります。
スピーカーを自作する人はそれら種類の選択や設計、
製造を楽しんでいるように見受けられます。
電子工作っぽいイメージがありましたが、
どちらかというと木工スキルのほうが重要な、そんな感じ。
※とことん拘る人は回路や信号の波形だとかその辺も色々考えているみたいです
P800-E
今回使った既製品のエンクロージャーです。
フォスター電機という会社のFOSTEXというブランド。
このメーカーはゼンハイザーやSONY、ヤマハ、beatsなどにOEM供給を行っていたり、
車載スピーカーの世界シェア10%も持っていたりと中々凄いところみたいです。
実際、P800-Eなどの商品も評価が高く、
自作する人たちには馴染み深いブランドのようです。
スピーカーユニット
今回でいうとP-06275。
これはフルレンジという低音から高音までをひとつでカバーしてくれるタイプです。
他にはツィーターという高音担当や、ウーハーという低音担当などの種類があります。
ツィーターはコンデンサを挟んでフルレンジと並列で繋ぐだけでいいようですが、
ウーハーについては低音部分の信号を抽出する回路を実装しなければならないようで
ちょっとハードル高いので今回は見送りました。
初心者はフルレンジのみで作ってみるのが良さそうです。
P-06275
秋月電子通商で扱っているフルレンジのスピーカーユニット。
1個300円、2個以上買うと1個あたり250円という格安商品です。
※前述のFOSTEXなどでは1,000~10,000円とかします
音質の割に妙に安いので、
元々何かの製品に使用する予定だったユニットが流れてきたのではないかと噂されてます。
安いので沢山買って遊んでる人とかも多いみたい。
んでこのユニットは穴の裏側から取り付けるタイプのようで、
コーンの周りの部分に塗装がされていません。
見た目がイマイチなので裏側から嵌めて使うのが良さそうです。
※今回は箱を開けられないので塗装しました
あと在庫限りみたいですが、
購入時点で残数1,000で購入後も1,000だったので
まだまだ在庫沢山ありそうですw
秋月電子通商
こちらは電子回路の部品やら何やらを扱っているお店です。
秋葉原に実店舗がありますがネット通販も行っていますので、
東京まで行けない人でも利用できます。
送料は基本500円だったかな。
抵抗やコンデンサといった細かい部品も一つから買えますし、
〇〇組立てキットのような商品も数多く扱っています。
電子工作の初心者からベテランまでオススメできるお店。
学生時代に組込み系を学んでいましたが、
学校でもこのお店を使っていました。
H8マイコンとか各種パーツとか色々と。
卒業してからは組込みから離れていますが、
またお世話になるとはw
オマケ
ダイソーのタッパーにユニットがすっぽり収まりました。
2セット買っていたので、コレを使ってもうひと組作ってみようかなヾ(*´∀`*)ノ
そしたらアンプの出力1つだし、スピーカーセレクタとかも作っちゃおうかな!
なんか楽しい感じだけどドツボにはまりそうwww
コメント