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トラックボール(M570)のスイッチ交換手順!

電子工作
この記事は約4分で読めます。

仕事用として使っているトラックボール、M570の右クリック部のスイッチが調子悪いので交換しました。

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M570

Logicool製の無線トラックボールで安価で使いやすく人気の機種です。
※購入時3千円くらい。今はマイナーチェンジ版が4~5千円くらい?

使いやすいのは良いのですが、スイッチがチャタリングを起こすという問題がありました。。
使い込むと普通のクリックがダブルクリックになってしまったりするんですよね。。

んで今回はそれを解消する為にスイッチを交換しました。

無事、普通に使えるようになって万々歳です!

ちなみに2年前に左を交換しており、
今回は右を交換しました。

使用した道具、スイッチ等

まず道具類ですが↓こんな感じ。

手袋、ヘクスローブレンチ、はんだゴテ、はんだ、吸い取り線、コテ台、ドライバー。

特殊なのはヘクスローブレンチくらいでしょうか。


PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8

こんな特殊な形状をしたレンチです。
正直あまり使い処はありません。。

スイッチはオムロンのD2FC-F-7N


5Pcs マイクロスイッチ マウス用 オムロンD2FC-F-7N

コテはHOZAN、はんだと吸い取り線はgootのありふれたヤツです。

作業

分解

まずは写真赤丸で囲った部分のネジを外します。

2本はゴム脚の下、1本はシールの下に隠れていますので注意しましょう。

特に電池ボックス内のシール下は判りにくい場所です。
爪でこするなどして、凹んだ部分を切除するといいでしょう。

ちなみに私はこの部分のネジを外し忘れて「あれ、外れない、、?」となりました。
前にも同じ作業してるというのに、、、orz

ネジを外すとパカっとフタ?が取れますので
次にボールが収まるカップを外します。

写真赤丸の部分の爪を引っ張り上げるとフラットケーブルが抜ける仕組み。

後は基盤のネジを外せば↓こんな感じに。

外したネジは万年皿という鉄製塗料皿に磁石をつけ、
その中で一時保管するのがおすすめ↓

真ん中あたりの出っ張りが磁石

傾けても逆さにしても落ちない

スイッチ交換

真ん中の〇〇□の部分がスイッチの足

いよいよ目玉のスイッチ交換です。
↑の写真のはんだ付けされたスイッチを取り外します。

吸い取り線。ほぐして使う

取り外しには↑のはんだ吸い取り線を使います。
これは銅線をリボン上に編み上げたもので、毛細管現象を利用して溶けたはんだを吸い取ってくれます。
※布が水を吸い取るような感じ

そのままだとあまり吸ってくれないので、横方向にひっぱり、少しほぐしてから使います。
吸い取りたいはんだ部分に当て、上からコテで熱してやればOK!

はんだを吸い取り終わると↑のようにすっぽりと抜けます。

次に新しいスイッチの取り付け。

穴に足を差し込んだら、部品側テープで仮止めします。
スイッチ両端の足をはんだづけし、スイッチを指で押さえつけながら再度はんだを溶かします。
これは仮止め状態ではスイッチと基盤の間に隙間が空いているので、それを解消する為の手順です。
※スイッチ以外でもよくやる手法

最後に真ん中の足をはんだ付けしたら完了です。

机に置くとガタつくので塗料用カップ上で作業

戻す

ここまできたら後は組み立てて元に戻せば完成です。
この手の作業に自身の無い人は組立て前に動作確認してねっ!

まとめ

バラしてスイッチ交換して戻すだけ!
かかった費用は175円!(2年前に買ったスイッチ代)

へクスローブレンチとはんだ付け周りがちょっと鬼門な気もしますが、
割とお手軽に修理できました。

M570を愛するトラックボーラーの方、チャタリングが起きたらご自身で修理してみては如何?

 

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