最初の投稿となりますが、早速DIY系の記事を書いていきます!
今回は洗面所の引き戸の動きがあまりにも悪いので、戸車とレールの交換を行いました。それぞれの種類や特徴などは記事中ほどで、購入場所などは記事末尾辺りで説明していきます!
修理・交換の前に・・・
動きが悪くなった場合、修理や交換をする前に一度状況を確認してみましょう。戸車などの部品に問題が無く、汚れているだけであったり髪の毛がからまり付いているだけだったりする場合もあります。
- 引き戸を持ち上げてから手前に引き、取り外す
- 床に置いたり、壁に立てかけたりして接地面・戸車を確認する
- 汚れていたら中性洗剤を染み込ませた雑巾などで拭き取る
- 髪の毛が絡まっていたら取り除く
- 1と逆の手順で引き戸を元に戻す
さほど手間もかからないので、一度お掃除してみるのがオススメ(∩´∀`)∩
これで改善しない場合は↓の情報を参考にしつつ修理交換してみてください(自己責任でお願いシマス)
戸車とレールの種類
戸車とレールって?
レールは皆さん想像つくかと思います。引き戸の下に引いてある、溝を切った金属なり樹脂なりのレールです。この部分は割れたり削れたりとかしない限りは交換しないかもしれません。
戸車は普段あまり使わない言葉ですので知らない方が多いんじゃないかと。こちらは引き戸の底に付いている滑車のようなタイヤのようなものです。この部分の回りが悪くなったり、ゆがんだりすると引き戸自体の動きが悪くなったり、異音が出るようになってしまいます。
このレールと戸車ですが、様々な種類があるので簡単に紹介をば。。
V型
車輪部分とレールの断面がV字型となっているのが特徴で、レール部分を床に埋め込んで設置します。
床に埋め込むことで足や掃除機がひっかることなく、またレールに物が当たってゆがむことを防ぎます。
Y型
こちらは断面がY字型となります。
Yの縦棒部分が溝にはまるため、V型よりも外れにくくなっています。
こちらも床に埋め込むタイプですので、引っ掛かりやゆがみに強いタイプです。
T型
こちらも床に埋め込むタイプではあるのですが、脱輪防止機構の部分のみが床面よりも低い位置に入る形となります。
メインの車輪部分は床よりも高い位置にありますので、溝は浅く掘れば設置が可能です。
丸型
こちらは昔からよく使われているタイプで、断面が半円形の突起状となるレールを用います。
最近はV、Y、T型のような床上に余り出っ張らないレールが主流となっており、丸型は減ってきているようです。
ただし、既存の建物ではよく使われている為、レールや戸車の取り扱いはまだまだされています。
平型
こちらは敷居の上を直に走るタイプですので、レールがありません。
レール交換
丸型からV型へ
今回は戸車とレール、ともに丸型からV型への交換を行いました。
結構家族が突っかかったり、掃除機がガコンガコンあたったりしていたので、思い切ってV型へ変更してみました!
丸型レール取り外し
丸型レールを取り外した所です。レールは単純に木ネジで固定されていましたので、ネジを抜くだけでOK。
外したレールはレール自体にある程度の高さがあった為、フローリングと段差ができています。
高さ調整用木材設置
今回は丸型からV型への交換ですので、そのまま設置しようとしても高さが合いません。
高さを合わせるため、↓の写真のような木材をレールの下に設置して下駄を履かせました。
ポプラの集成材に茶色系ステインで着色し、サンディングシーラーと水性ウレタンニスを塗りました。他の引き戸も同時に交換したので2本あります。
元丸型レールがあった個所にはめ込んでネジ止め。手前に写っているのが交換用のV型レールです。
こちらのV型レールも長さ調整の為にカットしています。カットにはサンドフレックスという金属用のノコギリを使いました。このレールはアルミ製なので楽々カットできます。
そして、この上にV型レールを固定します。
V型レール設置
V型レールは下駄に履かせた木材に対して付属の木ネジで固定しました。レールと同色のネジがついていたので目立たないし、ネジを用意する手間も省けてGoodです!
これで受ける側は完了!
戸車交換
さて、残るは引き戸側の戸車交換です。元々付いていたうちの1つは調整戸車というものでやや大きく、引き戸側の穴のサイズが合いませんでした。
ねじ止めできるようにする為、穴の中に木片を接着したりして結構無理やり固定しました。木片の横からねじを打ち込んで固定しているので強度的には問題ないハズ、、、、!
もう1か所は穴サイズは良かったのですが、固定している釘が腐っていて釘頭が飛んでしまいました。
釘穴の間隔とネジ穴の間隔が交換前後で丁度同じため、ネジが打ち込めないという事態に。。
仕方がないのでL字型に曲げた釘2本でなんとか固定しました。
まぁ大丈夫でしょうたぶん。。
掛かった費用
さて気になる費用ですが、引き戸2枚分で5,000円くらいでした。
戸車 \98 x 4 = \392
レール \980 x 2 * 特別送料\1,000 = \2,960
ポプラ集成材 \800 x 2 = \1,600
戸車とレールはモノタロウで、木材はホームセンターで購入しました。
1枚当たり2,500円と考えたら割と安上がりですよね。レールをホームセンターで調達できれば運賃の1,000円が浮くので更に安く上がります。
戸車やレールが買える場所
さて、今回は戸車とレールをモノタロウで購入しました。しかし、モノタロウのアカウント持ってない!という人も多いと思いますので、その他で購入できる場所についても説明しておきます。
ホームセンター
みんな大好きホームセンター!
小さなホームセンターだと戸車もレールも取り扱っていない場合がありますが、カインズやコーナンなどの大手のホームセンターだと取り扱っていることが多いです。
この記事で紹介した作業の他にも1枚分交換したのですが、こちらは近所のDCM系列のホームセンターで資材調達しました。
ホームセンターで購入するメリットとしては現物を確認できる点と、レールなどの長尺物でも送料かからずに購入できるという点があります。
特に送料ですね。モノタロウで購入した際に千円も余計にかかっていますので、この点は大きいです。
ネット通販
上の方で紹介していたモノタロウやAmazon、楽天市場、Yahooショッピングなどの通販サイトでも購入が可能です。
通販で購入する場合は現物の確認ができませんが、サイズや仕様などの細かい部分の情報は得ることができたりします。取付可能であると確証が得られれば通販でも問題ありません。
ただし、場合によっては高額な送料がかかってしまいますので、その辺には気を付けましょう(;∩´∀`)∩
まとめ
若干予想外の展開もあり手間取りましたが、割とうまいこと交換できたと思います。
この手の建具などは案外自分の手で簡単に修理や部品交換できたりします。また交換用の部品もホームセンターなどで安価に買えたりしますので、専門の業者さんに依頼する前にご自身の手でチャレンジしてみるのもオススメです。
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