少し前に作成した丸ノコスライダーですが、直角が出ていなかったりイマイチな点があったので調整・修正してみました(∩´∀`)∩
前回の記事は↓コチラ
修正点
直角度
まず一番直したかったのがコレ、直角度。試し切りした際に直角が出ていなかったんですよね。折角の治具なのに直角が出ていないと残念なことこの上ない。。
上の写真が切断する材を当てる部分に差し金を当てた写真です。見にくいですが差し金左側の鋸刃が通る部分に溝が入っています。で、写真手前側の部分ですがほんのわずかに隙間ができていて直角が出ていないのが判るかと思います。
このズレを修正する為にアルミアングルを溝と直交する形に固定してやります。
切断深さ
ツーバイフォーくらいまで切れるように作ったつもりだったんですが、レール部分に当たってしまってギリギリ入りませんでした。。。レール土台部分は切りたい材と同じ厚さだとダメなようです。。
この点は今回の修正以前にレールの下に10mm厚の板を挟むことで対応してみたのですが、今度は丸ノコの最大切込み深さを超えてしまって切断できないという痛恨のミス。。
なので今度はちゃんと最大切込み深さを考えて5mm厚のベニヤを挟むことにしました。
レール並行度
そして最後にレールの平行度合い。これもちょっと組立時にミスしてて、手前側は丸ノコのベース幅ピッタリだったのですが、奥側がほんのわずかに広がってしまっていました。
この点の修正は片方のレールのネジ穴を少し大きめにし、取付位置を微調整できるようにして解決しました。(∩´∀`)∩
作業
まずはレール下に敷くベニヤを切り出します。
Aliexpressで買ったマーキングゲージで端から25mmの位置に墨線を入れ、丸ノコでカット。あとは適当な長さでカット。4枚作りました
次に右側のレールのネジ穴を広げます。ネジの太さよりも大きな穴にし、遊びを作ることで微調整が可能になるという寸法です。
ここまでやったらベニヤを挟んでレールを元に戻して並行度の調整まで行いました。
次に直角度調整用のアルミLアングルをネジ止めする為に裏側に板を張りました。本体の合板が10mmしかなく、そのままネジ止めするとネジが飛び出てしまうのです。。(´・ω・`)
そして調整始める前にカットしておいたアルミLアングルをクランプで固定し、ネジ止めします。
このアルミLアングルもネジ穴を大きめに開けてあり、微調整可能にしてあります。
これで全ての修正が完了しました。結果どうなったかというと。。
ピッタリ90度で切れるようになりました(∩´∀`)∩
まとめ
ネジ穴を大きくする、カットラインに直交するLアングルを取り付ける、この簡単な修正だけで直角が出るよう修正することができました。
これから丸ノコスライダーを作ろうと考えている方は最初からこの辺も考慮して作ることをオススメします。まぁ私のようなオッチョコチョイもそうそういないか(;´∀`)
コメント