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鬼目ナットの使い方!

道具・材料
この記事は約6分で読めます。

今回は日曜大工、特に家具製作に便利な鬼目ナットの使い方について説明します。

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鬼目ナット

鬼目ナットは木材に埋め込んで使うインサートナットです。ムラコシ精工という会社が製造しています。木に対してはタップ(穴側の溝)を切ることが出来ないので、ナットを埋め込んでタップを作るようなイメージです。

これによって木ネジではないネジやボルトで木材を連結することが可能です。また、ネジを抜いて分解や、再度組み立てすることも可。

どのような場面で使うのかというと、家具などの分解・組み立てができたら便利な場合に使用します。以前私が作成したPCデスクの天板も鬼目ナットを利用して固定しています。

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タイプは7種類

鬼目ナットと一言で言っても7つのタイプがあります。大きく分けて打ち込みタイプとねじ込みタイプ、打ち込み5種にねじ込み2種です。

DIYでよく使われるのはねじ込みタイプでツバがついたDタイプという種類になります。

Dタイプの鬼目ナット

使い方

ここから本題の使い方についてです。手持ちがDタイプのM4だけですので、これを使って説明していきます。

下穴を開ける

6mmの下穴

まずは埋め込みたい木材に対して下穴をあけます。M4の場合は5.7〜6.0mmの太さであけます。この辺のサイズはムラコシ精工さんのオンラインショップサイトに細かく書かれていますので、そちらを参考にしましょう。あと勿論購入もここからできます。

鬼目ナット® Dタイプ | (株)ムラコシ精工 オンラインショップ
「(株)ムラコシ精工 オンラインショップ」の「鬼目ナット® Dタイプ」カテゴリーの商品一覧

木工用、または鉄工用のドリルビットを使って穴をあけましょう。この時にできるだけ垂直に穴をあけるのがポイントです。斜めになってしまうと、組み立てる際に綺麗に固定できません。

下のようなドリルガイドがあるとほぼ垂直の綺麗な穴をあけられますので、不慣れな方や自信の無い方にはオススメ(∩´∀`)∩

ドリルビットにはマスキングテープを貼っておくと開ける穴の深さの目印になります。

ねじ込む

下穴があいたら鬼目ナットをねじ込みます。タップ上の部分が少しだけ六角になっていますので、六角レンチを使って回してやります。ねじ込み式の鬼目ナットは周囲にネジの様な螺旋状の羽根がついていますので、ネジのように潜り込んでいきます。

右側は六角のビット
半分くらいねじ込んだところ
完全にねじ込んだ所。ツライチになります。

打ち込み式の場合は回さずに金槌や玄能で叩き込んでやればOKです。返しのような突起が木材に引っかかって抜けにくい作りになっています。

また、ねじ込みや叩き込みの前に周囲にボンドを塗ってやると更に強度が上がりますので、バラして再利用しない場合などには塗るようにすると良いかと思います。

組み立て

組立時はこんなイメージ

あとは組み立てるだけです。ねじ込み用の下穴を開けた時と同様に垂直な穴をあけ、そこにネジやボルトを通して鬼目ナットに通します。

購入場所・価格

Amazonや楽天などのネット通販や各種ホームセンターで購入可能ですが、ムラコシさん直販のオンラインショップが一番安く買えるみたいです。ひとつあたり17~32円くらいです。

ただし、550円の送料がかかりますので少量だけ欲しい場合にはホームセンターで購入するのがオススメ。鬼目ナットを大量に購入する場合や、それ以外の資材も合わせて購入する場合は4400円以上で送料無料ですので直販がオススメ。

最後に

使い方はさほど難しくありませんし、家具などを組み立て式として作成できます。またナット自体の価格もそれなりに安いです。

ちょっとだけ手間は増えますが、仕上がりや機能性がワンランク上がるのでおすすめです(∩´∀`)∩

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