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手帳型スマホカバーを作ってみた!

製作
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家内から唐突に「スマホカバー作って!」と言われたので作ってみました!まぁ色が白で2年も使っていたの、でそろそろ汚れや痛みも気になっていたのでしょう。

「色は白でシンプルな感じ、デザインはお任せ」といういや~な頼まれ方をしました。

妻「今日の夕飯何がいい~?」
夫「なんでもいいよ~」
↑コレの妻側の気持ちがちょっとわかった(´・ω・`)

スマホを固定するケース部分を流用し、蓋っぽい部分のみを革で作ることにしました。

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使った革

丁度「コレ今度使ってみたいな」と思ってた革があったので、それを買ってみることにしました。

楽天市場のレザーマートさんというお店で扱っている「ティーポ」という革の1㎜厚です。

↓コレ

特徴としてはめちゃくちゃカラフル全21色という色を選ぶだけでもちょっと迷ってしまうような色揃え。

今回はスマホカバー用に白と水色、自分のノートカバー用に黒を買いましたが、どれも綺麗でムラなく染まっていて良い感じの革でした。

あと銀面の表面だけではなく、芯まで染まっているからコバが綺麗に仕上がるというのがウリみたいです。でも白だけは中のほう染まってませんでした(´・ω・`)

硬さは1㎜という薄さもあってか若干柔らかめ。ヘロヘロにならない程度の硬さはあるので扱いやすいと思います。2枚貼り合わせると結構しっかりした感じ。

 

作業

型紙の作成

まずはやはりコレですよね。

家内が子供とお昼寝している間にスマホカバーをこっそり拝借し、ダイソーの方眼紙に形を写し取ります。


カッターでちゃちゃっと切り出します。

こちらに切り出し済みの物が用意して(ry

ケガキ

今回はフリクションの赤でケガキました。あのこすったりドライヤーかけたりすると色が消えるヤツ。

今回は床面に線を入れてます。

フラップ部分は内側に水色の革を貼るので見えなくなりますし、反対側もケースを張り付けるので見えなくなります。

つまり、赤い線が残っても問題ないのです!

フリクションの意味なし!!

切り出し

愛用の別たちとデザインナイフでちゃちゃっと切り出しました。

水色の革はただの長方形なので型紙無しで切り出しています。後述しますが貼り合わせを考えて若干大き目サイズです。

切り出し方ですが、角の丸い所やRの小さい曲線部は刃を上から下に降ろして、少しずつ切っていくと失敗せずに切り出せます。

正○角系の数字を増やしていくと円に近づいていくイメージ。

最後は紙やすりなどで整えましょう。

カメラ穴などの細かい部分はデザインナイフを使います。これも手前に引いたりはせず、上下に動かしてやると失敗しません。ミシンの針の様な動きでちまちまと切りました。

貼り合わせ

フラップ部分の内側に水色の革を貼ります。

水色のほうは上下の2辺がはみ出るように少し大きめにしておき、貼り合わせた後で白い革に合わせてカットします。

革というのはボンドなどの水分や、切り出す際に加わる力で伸びてしまいますので、同じサイズで用意したつもりでも若干の差異が出てしまうんですよね~

それを防ぐ為の後からカットです。

んで、、、木工用ボンド速乾タイプを薄く塗り、横の1辺だけずれないように貼り合わせて重しを乗せておきます。

煙草でも吸いながら一服入れたら乾いている頃合いになるので、水色の余計な部分をカットします( ´ー`)y-~~

目打ち

さぁ、ここからが腕の見せ所。縫うラインにヘラで跡をつけます。

ただ周囲を縫うだけだと間が抜けた雰囲気になってしまいますので、今回は斜めにラインを入れてみます。

次にラインに沿って菱目打ちで穴を開けていきます。

この時、何も考えずに開けていくと終わりの所で穴の位置が合わなくなってしまいます。ある程度穴を開けたら微調整してうまいこと合わせるようにしませう。

 

ちくちく

穴を開け終えたらいよいよ縫う作業です。これが一番時間のかかる工程。。

今回使う糸はSEIWAのポリエステルのロウ引き糸(青)です。

青以外にも色々とあります。白黒ベージュ辺りは合わせやすいので持っていて損はないハズ。

んでコイツは最初からロウ引きしてあるから楽ちんな上に、糸自体の強度も申し分無いという便利アイテム。

あと麻糸みたいに毛羽立ちもしないので個人的に好きな糸です。
※作品を使い込んでも見た目があまり変わらないので、経年変化を楽しむような作品だと 浮く 可能性も、、

縫い終わったらこんな感じになります。

ケース装着

さて、最後にスマホを固定するケース部分を装着したら完成です。

コバ磨きはしたけど写真が一枚もないので省略ですっ(´・ω・`)!

ケースは元々家内の使っていたカバーから剥がして再利用。エタノールで塗膜剥がして綺麗にしときました。

んで話を戻して、、ケースを接着するのに「GPクリヤー」という接着剤を使いました。スチレンブタジエンゴムを溶剤で溶かしたようなヤツです。

接着剤の強敵、ポリプロピレンも接着できると謳ってます。

「Gクリヤー」と名前がよく似ていますがダイソー商品です。

が、作っているのはボンドやGクリヤーでお馴染みのコニシ株式会社!

そしてGクリヤーと成分を比較してみても溶剤が少し違う位で大差ないんですよね。。Gクリヤーの同容量が300円前後することを考えると100円で買えるってなんともお得な。。

とりあえずケースと革、療法の貼り付け面に薄く延ばします。

透明で判りにくいけど塗ってあります。。

下にひいてあるのはクリアファイルを切ったものです。

例のポリプロピレンという材質でできており、大概の接着剤は乾けば剥がせる為に下敷きとして使ってます。

でも今回は剥がれなかったので廃棄となりました。

20分ほど放置したら貼り合わせ、手で圧力を掛けてやればくっつきます。コニシ製だけあってとても強力に接着されました。

 

まとめ


とまぁそんなこんなで完成しました。

デザイン面は置いておいて、縫い目やコバ周りは割と綺麗にできたと思ってます。ケース部分も接着も少し不安がありましたが、例の接着剤で常用可能な強度で接着されているようです。

家内に引き渡した所、気に入ってもらえたようで喜んでくれました。

とりあえず一安心w

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