道具・材料

静かに目打ち、菱錐のススメ

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レザークラフトに付き物の騒音問題ってありますよね。菱目打ちをコンコンと叩く音は中々の騒音、、

そんな音問題に悩むあなたにオススメなのが菱錐!プスプスと小さな音がでるだけですので、集合住宅は勿論のこと深夜の作業もOKです。

 

菱錐とは

菱錐というのは千枚通しのような形をしていて、先端の刃部分が菱形になっている道具です。

これを手で握りプスプスと革に穴を開けていきます。

使い方

基本的には利き手で握りこみ、革に突き刺していきます。革を貫通させる為、下にコルク板等を敷きます。

握り方の例

実際に穴を開けている様子

また、熟練者の中にはレーシングポニーに挟んだ革に突き刺し、穴を開けながら同時に縫い進めるという方もいらっしゃいます。その場合の作業速度はかなりのものですが、縫い目を綺麗に揃えるには相当な技術が必要となります。

穴と縫い目の違い

菱目打ちと菱錐で開けた穴、縫い目を比較すると以下の様になります。

左:菱錐 右:菱目打ち(ヨーロッパ目打ち)

穴は刃の部分が薄い菱錐は真っすぐな線状に開いていますね。縫い目については穴の角度の付け方次第ですが、今回ギザギザ感が強めに出ています。

 

メリットとデメリット

では菱錐を使う利点について考えてみましょう。

メリット

まずはメリットですが非常に静かに作業ができます。菱目打ちのように木槌で叩く必要がありませんので静かです。

また一つ一つ穴を開ける道具ですので曲線を縫う時に綺麗に仕上げることができますし、ピッチ等も柔軟に変化させることが可能です。

あとはそれ一本で済むので安上がりというのも良い点ですね。菱目打ちだとピッチごとに2~3本必要になったりしますからね(∩´∀`)∩

デメリット

デメリットとしては扱いの難しさが挙げられます。一つ一つ穴を開けますので、その間隔を揃えたり、一直線に並ぶようにするには若干の技術、慣れが必要となってきます。

刃先の切れ味も重要ですので、砥いだりするスキルも求められます。

また菱目打ちのように4個だとか10個の穴を一度に開けることが出来ませんので手間や所要時間はやはり増えてしまいます。一番のデメリットはココでしょう。(夜中に全く作業できない事に比べたら小さな問題かもしれませんが)

 

まとめ

扱いがちょっと難しくて手間も増えちゃうけど、殆ど無音で作業ができる菱錐。ピッチの調整なんかも柔軟に対応できますし、菱目打ちの音に悩んでいる方にオススメです。悩んでいない方にも割とオススメです。

機会があったら是非とも使ってみてくださいねっ(∩´∀`)∩

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