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格安のデジタル時計組立キットを組んでみた!

電子工作
この記事は約6分で読めます。

最近Aliexpressでよく買い物するのですが、安いデジタル時計の組立キットを見つけたので買ってみました。

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格安キット

購入したのは下記リンク先のデジタル時計組立キットで、1つ561円でした。それが2つで送料込み1,420円。仕事の外注先が海外の為、向こうの現地時刻用と日本の時刻用で2つ購入しました。

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必要な部品等が一通りセットになっていて、あとは自分で組み立てるだけというお手軽キットです。また、日本のAmazonでほぼ同じキットを見つけました。

私が購入したものとほぼ同じで、ケースと電池ホルダーだけが違っていました。基盤のシルク印刷や炭素被膜抵抗その他諸々は全く同じ物っぽいです。

海外通販が怖いだとか到着までに時間がかかるのが嫌という方はAmazonや楽天で買ったほうが無難かもしれません。今回到着まで2か月半ほどかかって忘れた頃に届きました(∩´∀`)∩

組立

ではでは早速組立です!

と言いつつも組立前に7セグLEDを塗装します。オモテ面は黒いのですが、側面が白いので組み立てたらイマイチな感じになりそうなので、その辺を黒く塗装します。

足だけマスキングテープでマスクし、艶消し黒のスプレーで塗装しました。大して見えない部分なので結構適当です。※表は保護フィルムついてたのでそのまま

この手の実装は背が低い部品からハンダ付けしていくのが基本ですので、まずは炭素被膜抵抗を取り付けます。

ハンダ付けの際は一度基盤に載せて穴と穴の間隔にあわせて足を曲げてやる必要があります。位置を決めたらラジオペンチで曲げる位置を掴んでやります。

そしてそのままラジオペンチの角を利用して90度の角度に曲げます。

綺麗に収まりました

反対側の足も同様にして曲げます。ひとつ曲げ終わったら、それを基準として残りの抵抗の足も全て曲げます。

ラインを合わせて、基準となる抵抗と同じ位置で曲げていく

一通り穴に足を通し、裏側は写真のように折り曲げます。曲げる向きはホッチキスの針と同じ向きです。

抵抗の向きですが、カラーコードを読む向きでルール的な物があります。学んだのが昔過ぎて忘れてしまったので適当に向きを揃えて実装してしまいました。炭素被膜抵抗には極性(+や-)が無いので一応は問題はありません。

曲げたら基盤に固定されて動かなくなりますので、足の余分な部分をニッパーで切り落とします。曲がった先がランド(銀色の〇)の外周にちょっとかかるくらい残してやります。

あとはハンダ付けをちょんちょんっとしてやればOKです。コテ先を足とランドに当てて、両方を温めてからハンダを流し込みましょう。

同じようにして背の低い部品から順に取り付けていきます。

パワートランジスタのような3本脚の部品は外側2本を同じ向きに曲げ、真ん中の1本だけ反対向きに曲げます。

初期状態(左)だと基盤の穴に通らないので、足を曲げて間隔を広げてやる

この状態で真ん中の足だけ切り落とし、そこだけハンダ付けします。

この状態で残り2本の足を切り落とし、ハンダ付けしてやると作業しやすいのです(∩´∀`)∩

ICソケットのような足が沢山ある部品はマスキングテープなどで仮固定し、対角線上に2か所だけ仮ハンダしてやります。

表側で仮止め
2か所だけ仮ハンダ

そして指で押さえつけながら先ほど仮ハンダした箇所のハンダを溶かしてやります。するとパチンと音がして根元まで刺さった状態で固定されます。

部品が熱くなるので手袋しよう(∩´∀`)∩

あとは個別にすべての足をハンダ付けしてやればOKです。

照度センサーと温度センサーは基盤から浮かせて実装してやるため、チューブに足を通しました。

ひん曲がっている気がするけど気にしたら負け、、、

こんな感じで一通りの部品を実装したものが↓コチラ

そして最後の仕上げに7セグメントLEDを実装します。部品を取り付けたのとは反対側に。

右から2番目だけ逆さに実装するのがミソ。dp(ドットポイント)を使って:を表しているという訳です。

ハンダ付けの箇所がちょっと多いですが、手早く丁寧に。

なんかおかしい。。

どうもこの時計キットは電気を流したら最初はリセットしなければいけないみたいです。横についている2つのスイッチを同時押しでリセット⇒時間設定してやることでちゃんと動きました。

あとはケースに入れて完成です。

最後に

安いし使い物にならなくてもいいや、くらいの気持ちで購入してみたのですが、思いのほかちゃんとした作りと見た目で普通に使えています。部品一つ一つは安い物が使われていますが、時計としての性能が著しく低い訳でもないので気になりません(∩´∀`)∩

電源はUSBケーブルで取るタイプだったので昔使っていたモバイルバッテリーに繋いでみました。バッテリーから電気を取れるので設置場所の自由度もそこそこ高くていい感じです。

コメント

  1. 二郎 より:

    僕も同じキットを入手したまでは良かったんですが日本語の取説が添付されておらず少々不安だった為ネットを探して此処へ辿り着きました。とても丁寧な解説、大いに参考になりました。ありがとうございます!

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