少し前にテープLEDを使った工作をしたので、その辺の追加情報をば。今回はテープLEDを光らせたい時にどんなACアダプタを使ったらいいか、その選び方についてです(∩´∀`)∩
電圧
まずは出力電圧ですが、基本的には12Vのものを使います。テープLEDの多くは12Vで良い感じに光るようになっていますので、それに合わせて12Vです。
何故12Vかというと乗用車で使われている電圧が12Vだからなんだとか。要は車の電飾用途だったのが間接照明などにシフトしてきた感じなのでしょう多分。
で、ACアダプタの本体には大体「Output: 12V 4A」みたいに記載されています。ここが12Vとなっているものを選びましょう。
また、テープLEDの中にはUSB電源で光る5Vのものや、トラックなどで使用できる24Vのものもあります。これらを使う場合には5Vや24Vのものを適宜選択してください。
プラグ形状
プラグの形状ですが、外径5.5mm内径2.5mmのものがオススメです。テープLEDに最初からメス側コネクタが付いているものがありますが、このサイズの物が多く無加工で刺さります。アダプタのオス側コネクタもこのサイズが一般的ですので、見つけやすいかと思います。
この手の工作に慣れている人であればプラグを交換したり、直接はんだ付けしたりできるのであまり考えなくてもいいかもしれません。ただ特殊形状なものだと内部に+と-の線が2本ずつあったり、よくわからないことがあるので注意しませう(∩´∀`)∩
センターの極性
プラグ
通常のプラグですと、真ん中の穴と周囲の部分がプラスとマイナスで分かれています。この部分の極性がテープLEDのメス側と一致している必要があります。
センタープラス
センターの穴がプラスになっているタイプです。
テープLEDは大体このタイプのものを使いますので、こちらを選びましょう。
販売ページなどに記載があればわかりやすいですが、ハードオフのジャンク品や手持ちのアダプタを使う場合は↓の記号を確認します。
真ん中の●が+と線で繋がれていたらセンタープラスです。
センターマイナス
センターの穴がマイナスになっているタイプです。
そのままでは使えませんので、プラグ部分を付け替えたりする必要があります。プラグを切り落としてテープLEDに直付けするような場合は気にしないでOKです。
こちらは真ん中の●が-と線で繋がれています。
容量
ACアダプタに書かれているDC12V〇Aの〇Aの部分が容量で、この値がテープLEDの消費電流よりも大きい必要があります。
テープLEDの商品ページなどに「定格電力」や「消費電力」が記載されていますので、これらの値から計算して必要容量を求めます。またはテスターで計測してもOKです。
A (電流) = W(電力) ÷ V(電圧)
上の式で求められますので、定格電力(または消費電力)が36Wで12Vの場合
36W ÷ 12V = 3A で3Aとなります。
ただし、ACアダプタの容量ギリギリですと発熱等の危険がありますので少し余裕を持たせて3.5A程度のものを選びましょう。
また、テープLEDは大体5mで売られていますが、1mしか使わないという場合には求めた値を5で割ってやればOKです。先ほどの例だと0.6Aとなります。
販売元が親切な場合は↓のように必要な電源の情報が記載されていたりします。
サイズと重量
サイズ
まずはサイズですが、小さいものから大きいものまで様々です。
容量1Aくらいのものはコード中間のボックスが無く、コンセント部分が少し大きめになっていて全体的にコンパクトだったりします。
逆に容量5Aのものはコード中間に大きなボックスが付いていて結構嵩張ったりします。
また、同じ容量でもボックス部分の大小がありますので、自分の用途で使いやすい物を選びましょう。
重量
手に持った時にあまりにも軽いものは中身が怪しいです。中国製のいかにもな安いヤツだと、記載されている電圧に届かなかったり、容量が小さかったりするので注意が必要です。
ザックリした基準ですが、ある程度重くて中身が詰まっている感じの物がオススメ。
まとめ
とまぁ色々と書いてきましたが、電圧と容量が間違っていなければあとは大体なんとかなります。
最悪、プラグ部分を切り落として自分で丁度いいものをくっつければOKです(∩´∀`)∩
私も5.5mmのものをジャンクの山から探すのが面倒なのでプラグ部分は妥協しましたが、問題なく使えています。
という訳で、皆さんもハードオフのジャンクコーナーあさってみてください。300円くらいで売ってます(∩´∀`)∩
面倒臭い人はAmazonとかでも売ってますので、そちらを使うのも手です。
更に詳しく知りたい方はWikipediaも併せてどうぞ。
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