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電熱式リボンカッターを作ってみた!

裁縫・手芸
この記事は約12分で読めます。

妻が最近リボンで小物を作るということをやっておりまして、その絡みでリボンカッターを作ってくれと依頼されました。

どんなものか調べてみると結構単純な構成の道具だったので、作ってみることに(∩´∀`)∩

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リボンカッター

通常、リボンは数メートル単位でテープの様に巻かれて売られています。で、そこから使う分だけ切り出す訳ですが、切りっぱなしだと切断箇所からほつれてきてしまいます。

ほつれを防ぐ為には火で炙るなどして端っこだけ熔かしてやる必要があります。レザークラフトでビニモなどの縫い糸を処理するのと同じですね。

で、大量に切ったリボンを一々ライターかちかちやって熔かすとなると、これが結構な手間のようで。その手間を省くために考案されたのが電熱式のリボンカッターという訳です。多分。

このリボンカッターはニクロム線に電気を流して加熱し、リボンを溶かす形で切断します。溶かしているので切断面も溶けており、火で処理してやる必要もないという寸法です。ベンリ。

売っているやつだと↓のようなものがあります。結構いいお値段です。

2つ目のヤツ、Amazonのレビューで「プラグが海外式」と書かれて☆1つになっていますが、アース付きの3Pプラグのようです。日本の規格で水回りなどでよく使われているヤツ。多分商品的にはそんな酷くないかと。

製作

今回は↑の2つ目のヤツと同じ形式の物を作成しました。単純にニクロム線を張って、そこが熱くなるタイプです。据え置き式の発泡スチロールカッターみたいな感じですね。

材料はAmazonで購入した工作用のニクロム線、ホムセンで購入したネジ、ナット、ワッシャーと桐集成材。

さて、まずは土台ですが、以前PC冷却台を作った時にでた端材を使います。スイッチ用の穴あけ練習にも使ったので、丁度良い穴も開いているしサイズも丁度良い感じ。(スイッチ欲しい!と食い気味に言われたので)

スイッチも冷却台作成時の余りもの

ニクロム線を張る為の柱的なネジを立てる穴を開けます。中心線辺りで印をつけて開けました。

後は足を付けます。これまた端材を適当に切り出したものを木工用ボンドで貼り付け(∩´∀`)∩

これで土台は完成です。ネジを立てると↓のようになります。ナットとワッシャー2組で板を挟み込む形で固定しています。

USBがいい!という要望だったので工具箱にあったUSBケーブルを使って配線していきます。

あとはニクロム線を張ってやれば完成です!

試し切りしてもらいましたが、薄手のリボンだとスパスパ切れるしほつれも無いとのことでした。ただ、厚手のリボンだと温度が足りないのか材質があっていないのか全然切れないとのこと。。切れないものもあるにしろ、大分楽になって効率化できたようです。

まとめ

あまり下調べもせずになんとなくで作ってみましたが、割とちゃんと機能する形になりました。端材や余り物をフル活用したこともあり、材料費も300~400円程度(∩´∀`)∩

買ったニクロム線も4m以上残っていますので、発泡スチロールカッターや手足を温める程度の暖房器具などを作れそうです。

あとリボン使った妻の作品のバッグチャーム(?)の写真も撮らされたし、折角なので貼っときます(∩´∀`)∩

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